苑内には、
広大な敷地全体を見守るようにたたずむ
黎明大観世音菩薩をはじめ、
数々の仏さまのお像などが
ご先祖の御霊を供養するとともにご来苑の
皆さまの幸せを祈り続けています。
黎明大観世音菩薩
人々の声を聞き、導いてくださると言われる観世音菩薩さま。「黎明山金剛寺」と深いご縁をいただいている高野山の方角を向き、ご来苑の皆さまをおだやかな表情でいつも見守っています。菩薩像1階内陣には納骨堂が広がり、写経を納経できる一身仏釈迦如来像が安置されています。
弥勒菩薩
人々に救いの手を差し伸べる弥勒菩薩の半跏像。片足を他方の足の上にのせ、指先を頬に当てて思惟(思索)するお姿を映しています。人々をどのように救うか、その方法を考えている様子を表現しています。
六地蔵
手を合わせた人の身代わりとなって苦しみから救うと言われる地蔵菩薩。子どもの守り神としても身近な「お地蔵さん」が、寺務所のすぐ横で六体並んで皆さまを迎えます。当苑では、皆さまに笑顔をお届けできるよう季節の変わり目には衣装を着せ替えるなどして親しんでいただいています。
薬師如来・十二支観音
病気を平癒して衣食住を満たすという「十二の大願」を立てたという薬師如来は、現世にやすらぎを与えてくれる仏さまです。右手は施無畏(せむい)の印、左手は与願(よがん)の印を結び、左手に薬壷を持っています。十二支の観音さまとともに皆さまをお守りくださいます。
千体地蔵尊
子宝や安産にご利益があり、お子さまの無事の成長と健康をお守りくださる地蔵尊を中心に、水子さまのご供養のためにという願いが込められた約1,000体のお地蔵さまが安置されています。
弘法大師
高野山に金剛峯寺を創建した弘法大師・空海の石像が、当苑の入り口で皆さまを迎えます。木々の豊かな緑や木もれ日とともに、弘法大師が皆さまをやすらぎの聖地へといざないます。